「洗濯物干すのもHIPHOP」——この一行が、ZORNというラッパーの本質をそのまま表しています。
東京都葛飾区新小岩出身のラッパー・ZORN(ゾーン)。
本名は杉山雄基(すぎやま ゆうき)、1989年2月15日生まれ。
幼稚園のカバンから注射器が出てくるような家庭で育ち、3回の逮捕と約2年間の少年院生活を経て、塗装工として働きながらラップを続けた。
般若に昭和レコードへ誘われ、自らも「All My Homies」レーベルを立ち上げ、武道館でのワンマンライブを成功させるまでに至った。
今回はZORNについて、徹底的に調査した内容をお伝えします。
ZORNの読み方・本名について
ZORNの読み方は「ゾーン」で、本名は杉山雄基(すぎやま ゆうき)です。
アーティスト名「ZORN」はドイツ語で「怒り(Zorn)」を意味するという解釈もありますが、本人が名前の由来について詳細を語ったインタビューは確認されていません。
ZORNの年齢・身長・ファッションについて
ZORNは1989年2月15日生まれで、2026年7月時点で37歳です。
身長は168cm。
ZORNのビジュアルとスタイルはファンから常に注目されており、特にクロムハーツのアンバサダーに起用されていることは有名です。
楽曲「Lost」の中でも「クロムハーツから連絡」というリリックが登場するほど、このブランドとの関係が深いアーティストです。
アルバム「925」というタイトルはシルバーアクセサリーの品質規格(銀含有量92.5%以上がシルバーと認定される基準)に由来しているとも言われており、ZORNとジュエリー・アクセサリーカルチャーとの深いつながりがここにも表れています。
ZORNの生い立ち【幼稚園のカバンから注射器・3回の逮捕・少年院】
ZORNの壮絶な家庭環境
ZORNの壮絶な家庭環境は、ZORNのリリックを理解するうえで欠かせないテーマです。
幼稚園のカバンから注射器が出てきたり、錠剤が転がっていたりといった家庭環境で育ったZORNは、小さい頃から悪さを繰り返していきます。
この家庭環境は後に楽曲「家庭の事情」として音楽化されており、「家庭の事情 歌詞」への関心が今なお高い背景には、ZORNが自分の過去を包み隠さずリリックにした誠実さへの共鳴があります。
ZORNが少年院にいた理由
15歳でラップを始めたZORNは、高校に進学するも途中で中退し、18歳頃には非行による逮捕で約2年間を少年院で過ごすことになりました。
逮捕は計3回に及んでいます。
重要なのは、少年院という壮絶な経験がZORNを「音楽でやり直す」という決意に向かわせたという点です。
「俺みたいな奴でもここまでこれた」というメッセージがZORNの音楽の核心にあると多くのリスナーが語るのは、この経歴と現在の姿のギャップが持つ説得力から来ています。
ZORNの新小岩レペゼン
ZORNにとって新小岩は単なる出身地ではなく、アイデンティティの核心です。
東京都葛飾区新小岩という下町から、全身のタトゥーと塗装工という職業を持つ等身大のラッパーが、日本語ラップシーンのトップに上り詰めた。
その「新小岩からここまで来た」という事実が、ZORNの楽曲の底流に常に流れています。
楽曲「Lost」の「ベンツを止めてる玄関」というリリックと、塗装工として汗を流す「My life」のMVが同じアーティストから生まれるという対比が、ZORNのリアリティを体現しています。
ZORNとTHE罵倒3連覇・MCバトルの歴史
ZORNはラッパーになる前から、MCバトル「THE罵倒」で3連覇を達成するという圧倒的なバトルスキルを持っていました。
このバトルでの実績がシーン内での評価の土台となり、般若との出会いへとつながっていきます。
ZORNと般若——昭和レコードへの電撃加入
2013年、ZORNの人生を変える出会いが訪れます。
地元で人気ラッパーの般若と食事をした帰り道、般若から「うちから出さないか」と声をかけられたZORNは即答で加入を決めました。
翌2014年に**「昭和レコード」に正式加入し、アーティスト名を「ZORN」に改名。**
般若・SHINGO★西成とともに昭和レコードの看板として活躍し、シーン内での知名度を急速に高めていきます。

