「それしか出来ないんですよ。レコードジャケットの視覚的な情報からアンテナに引っかかったものを試聴して、誰も知らない2小節を探し出す」——この言葉が、MUROというアーティストの本質をそのまま表しています。

埼玉県川口市出身のラッパー・DJ・プロデューサー・デザイナー・MURO(ムロ)

本名は室田隆義(むろた たかよし)、1970年3月25日生まれ。

KRUSH POSSE・MICROPHONE PAGERでの活動で日本語ラップに「改正」を唱え、「KING OF DIGGIN'(キング・オブ・ディギン)」として世界に名を馳せ、渋谷・宇田川町にアパレルショップ「SAVAGE」をオープンし、ミックスシリーズ「DIGGIN' ICE」で毎夏リスナーに豊かな時間を届け続けてきた。

今回はMUROについて徹底的に調査した内容をお伝えします。

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MUROの本名・読み方・名前の由来について

「MURO」の読み方は「ムロ」です。

本名は室田隆義(むろた たかよし)で、アーティスト名「MURO」は本名の「室(むろ)」から来ています。

シンプルに本名から取られたこの名前が、MUROというアーティストの飾らないスタンスを体現しているともいえます。

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MUROの年齢・生い立ち【埼玉川口・レコードへの偏愛・DJよりも先にラッパーに】

MUROは1970年3月25日生まれで、2026年7月時点で55歳です。

子供の頃からレコードというモノ自体が好きで、アニメやCMソングを集めたり、レコードプレイヤーを集めたりしていたといいます。

「DJというよりレコードが好きな子供のまま成長していって」というMURO自身の言葉が、後の「KING OF DIGGIN'」と呼ばれるまでのキャリアの原点を端的に表しています。

DJを目指しながらも、DJ KRUSHとの出会いをきっかけに「DJは沢山いるからラップやってみたら?」とKRUSHから促されてラップを始めたというエピソードも有名です。

KRUSHが殴り書きのようなリリックを書いてくれたものをMURO自身が膨らませていくかたちでラップを開始しており、そのことをKRUSH本人が後に「全然覚えてなかった」と語るというのも、いかにもヒップホップらしい誕生秘話です。

MUROとKRUSH POSSE・MICROPHONE PAGER

1980年代後半、MUROはDJ KRUSHらとともに「KRUSH POSSE(クラッシュ・ポッセ)」の一員として活動を開始します。

KRUSH POSSEは1992年に解散しますが、その後MUROはGO(ゴー)とともに「MICROPHONE PAGER(マイクロフォン・ペイジャー)」を結成し、日本語ラップシーンの黎明期に「改正」を唱える存在として活動を続けます。

「KING OF DIGGIN' PRODUCTION(K.O.D.P.)」の名の下に、真の意味でのヒップホップを日本に根付かせようという意志が、この時代のMUROの活動の核心にありました。

有名な伝説のイベント「さんぴんCAMP(1996年)」にも出演しており、ZEEBRAが「MUROくんのステージのバックで手を振っていた」と語るほど、当時のMUROはシーンの中心に近い位置にいました。

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