「東京の中のオアシス」をコンセプトに、助手席から見える景色をリリックに変えた。

東京都品川区出身のラッパー・NENE(ねね)

ゆるふわギャングのフィメールMCとして2017年のシーンに衝撃を与え、ソロ活動では「現実はファンタジー」という独自の哲学を音楽に昇華し続けています。

タトゥーだらけの外見と鼻ピアス、個性的なファッション、そして甘い声から放たれる毒気のあるリリック——そのギャップが多くのリスナーを惹きつけてきました。

2024年には「owari」に続く楽曲でちゃんみなとのビーフ騒動が巻き起こり、「NENE ちゃんみな」というワードがSNSでトレンド入りするほどの話題にもなっています。

今回は、そんなNENEについて徹底的に調査した内容をお届けします。

NENEのプロフィール早見表

項目内容
アーティスト名NENE(ねね)
旧名義Sophiee(ソフィー)
本名非公開
生年月日1994年生まれ
年齢31歳(2026年7月時点)
出身地東京都品川区
身長非公開
所属Mary Joy Recordings
ユニットゆるふわギャング(Ryugo Ishida・Automatic)
インスタ@nene_maryjoy
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NENEの本名・名前の由来について

「NENE」という名前は本名ではありません。

幼い頃から家族や近所の人、地元の友達から「NENE」と呼ばれていた愛称をそのままアーティスト名にしたものです。

インタビューでNENE自身が語っています。

「NENEっていうのは本名ではないんですけど、自分の家族が私のことを呼んでいた名前で。小さい頃から、近所の人にもNENEって呼ばれていたし、地元の友達にもNENEって呼ばれているんです」

ゆるふわギャング結成当初は**「Sophiee(ソフィー)」**という名義で活動していましたが、2017年のソロデビューアルバムリリースを機に「NENE」へと改名しました。

「今回のアルバムはソロなので、自分の内面に触れることも多くて、自分を表現したいと思っていたから、曲を書いている時に素のNENEに戻っている時も多くて」と改名の理由を語っており、本名ではないながらも「素の自分」を表す名前として選んだことがわかります。

本名については現時点で公開されていません。

NENEの年齢・身長について

NENEは1994年生まれで、2026年7月時点で31歳です。

誕生日の具体的な日付は公開されていません。

身長についても非公開ですが、独自のファッションセンスとタトゥーで全身を彩った印象的なビジュアルは、ファッションシーンからも高い注目を集めており、すっぴん含め素顔への関心も高いアーティストです。

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NENEの生い立ち【家族・幼少期・学歴】

品川区で育った、5人家族の末子ではなく中間子

NENEは東京都品川区の天王洲アイル駅近くで育ちました。

父・母・兄・NENE・妹の5人家族でしたが、中学生の時に両親が離婚。それ以降は母子家庭で育ちました。

兄と妹がいますが、「兄は地元のギャングスターで、妹は正反対の真面目な性格。自分は兄の方と気が合う」と語っており、家庭環境の中でNENEが培ったアウトローな感性の源泉がわかります。

高校1年でスペインへ、高校2年で中退

NENEが初めて海外旅行をしたのは高校1年生のとき。行き先をどこにするか迷った末に、目を閉じて世界旅行の本を開いたら「スペインのページが出た」という理由でスペインに2週間滞在しました。

この体験が決定的になりました。

海外で遊ぶほうが学校よりも面白いと感じたNENEは、高校2年生のときに学校を中退。中退直後にニューヨークへ旅立ちます。

以来、海外資金を稼ぐために中学時代から兄の友人が経営するピザ屋でアルバイトをしていたNENEは、学校というシステムより「自分が面白いと思うことを追いかける」という生き方を10代のうちに選択していたのです。

ヒップホップとの出会いは高校2年のとき

NENEがヒップホップを聴くようになったのも高校2年のころです。

最初に日本語ラップとして聴き込んだのは**5lack(スラック)**の楽曲で、「いつか曲を一緒に作りたい」と思い続けていたといいます。

その夢はソロデビューアルバム『NENE』収録曲「風」への5lack参加というかたちで実現することになります。

高校時代にはラッパーの友人たちからラップを勧められ、「ノリで始めた」ことがきっかけだったといいます。

このあたりのゆるさとリアルさが、NENEというラッパーのスタンスそのものといえます。

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ゆるふわギャングの結成とNENEの役割

クラブイベント「BLUE MAGIC」での出会い

2016年、NENEはクラブイベント「BLUE MAGIC」でRyugo Ishidaと出会います。

2人のタトゥーの入り方が似ていたことがきっかけでした。

家に帰ったNENEはRyugoについて検索し、彼のPV「YRB」を観て「自分がやりたかったことが詰まっている」と感じます。

そして自らRyugoに「一緒に曲を作りたい」と声をかけました。

NENEがRyugoの「音楽で売れてやる」という気持ちの強さに感銘を受け、RyugoはNENEの持つパワーに影響を受ける——この化学反応が、ゆるふわギャングの原点です。

2人が最初に作った曲は「Fuckin' Car」。

夏に遊びの帰りの車中で作られたこの曲が、後に「車の中でリリックを作る」というゆるふわギャングのスタイルの出発点になりました。

「ゆるふわギャング」という名前の由来

ユニット名を命名したのはNENEです。

Ryugoのリリックを聴いて「ゆるふわ」と感じ、タトゥーだらけの見た目と壮絶な生い立ちから「ギャング」を合わせて「ゆるふわギャング」を提案しました。

リリックのゆるさとビジュアルのギャング感という対比が、そのままユニットの本質を表す名前になっています。

クラウドファンディングで91万円超を集めたデビュー

2017年のアルバム『Mars Ice House』制作にあたり、クラウドファンディングで資金を募りました。

目標金額の20万円に対し、最終的に457パーセントにあたる91万5000円が集まりました。

完全インディーズながらこれだけの反響を集めた背景には、Automaticを中心としたDIY精神と、SNS時代のファンとのダイレクトなつながりがありました。

2017年の邦楽シーンにおける最大の衝撃のひとつとして、今なお語り継がれています。

NENEは結婚してる?旦那は?

NENEは2025年12月に、自身のInstagramアカウントでアーティストの「NaQstoeru.m.j.k.」と結婚したことを発表しています。

NaQstoeru.m.j.k.は愛知県名古屋市出身のアーティストです。

現在は画業に加え、アパレルや小物などのプロダクトの企画も手がけているようです。

NENEとちゃんみなの関係【ビーフ・スカイハイ・その後】

「owari」でちゃんみなの名前を出した経緯

2024年にNENEがリリースした楽曲「owari」の歌詞の中で、ちゃんみなを名指しする内容があるとして大きな話題になりました。

YouTubeでは120万回再生を突破し、この楽曲でNENEを知ったリスナーも多かったといいます。

SNS上では「やば…」「やったな」という声が飛び交い、「NENE ちゃんみな ビーフ」としてシーン内外に広まりました。

ちゃんみなの反応・その後

ちゃんみな側の明確な反応を知りたいファンが多くいます。

しかし、ちゃんみなはこの件について公式には大きなコメントをしていません。

2026年7月時点で、両者のビーフが公式に決着したという情報も確認できていません。

NENEとちゃんみなの関係性

もともと2人の間に特別な交流や確執が表面化していたという情報は、「owari」リリース前は見当たりませんでした。

所属するレーベル・事務所も異なり(NENEはMary Joy Recordings、ちゃんみなはSONY系)、活動の場も別々でした。

NENEの歯・血だらけについて

NENEの特徴的なビジュアルの一つとして、**金歯・銀歯などのグリル(歯の装飾)**を装着している点が挙げられます。

ヒップホップカルチャーではゴールドグリルやシルバーグリルは定番のアクセサリーですが、NENEのそれはビジュアルの強烈さとあいまって強い印象を残します。

ファンの間では「NENE の歯がかっこいい」という声も多く、個性の一部として認識されています。

アートワークやMVのビジュアル表現において血や傷といったダークなモチーフが使われることが多く、NENEのアートへの姿勢を象徴しています。

NENEの音楽スタイルと世界観:「現実はファンタジー」という哲学

NENEの音楽を理解するうえで欠かせないのが、「現実はファンタジー」というリリックに込められた哲学です。

ソロアルバム「NENE」収録曲「稼ぐ女」に登場するこのラインについて、本人はこう語っています。

「『現実はファンタジー』だって思っていた方がいいというか、その言葉ですごい楽になれるような気がするんです。嫌なことも良いこともあるけど、全部ファンタジーなんだって考えたら楽しいじゃないですか。自分に起こったりすることとか、全部曲と音楽に繋げちゃうんですよね」

この「日常のすべてを音楽に変える」というアプローチが、NENEのリリックに独特の浮遊感とリアリティを同時に与えています。

助手席から見える景色をリリックに

NENEのリリックに「景色の描写」が多いのは、助手席に乗ることが多いためだといいます。

「運転席に座っている人が書く歌詞と、助手席に乗っている自分が書く歌詞は違う」という言葉が印象的で、見えている景色をそのまま言語化していくスタイルが、NENEのリリックの根底にあります。

ネガティブは書かない、という決まり事

NENEには「ネガティブなことは書きたくない」という自分なりのルールがあるといいます。

「アルバムに入っている曲は全部ポジティブに書いたものです」と語っており、どんなにダークな内容に見えても、その根底にはポジティブなエネルギーが流れています。

これがNENEの楽曲を「聴いていると不思議と前を向ける」と感じさせる理由のひとつでしょう。

Chemical Brothersへの参加という世界的評価

2019年2月、The Chemical Brothersの新アルバム『No Geography』にNENEが参加することが発表されました。

ユニバーサルミュージックの公式サイトでも確認できるこの情報は、NENEが日本のシーンを越えて世界的な評価を得ていることを示す、最も象徴的なエピソードのひとつです。

NENEの人気曲まとめ

NENEの人気曲を紹介します。

「owari」

2024年リリースのソロシングルで、ちゃんみなを名指しするリリックが話題を呼び、YouTube再生回数が120万回を突破。

「NENE ちゃんみな ビーフ」の発端となった、現時点でのNENEの代表曲のひとつです。

「Hunny Hunt」(ゆるふわギャング)

YouTube再生回数78万回超の人気曲。

ダークで無機質なビートの上に乗るNENEとRyugoのラップが絶妙にキマっており、「オシャレ×中毒性×ちょい毒」なゆるふわギャングの真骨頂といえる楽曲です。

「稼ぐ女」(ソロ)

「現実はファンタジー」というパンチラインで知られる、ソロアルバム『NENE』を象徴する楽曲。

NENEの哲学とスタンスが最も凝縮された一曲で、デビュー以来根強い人気を誇っています。

「朝に得る feat. SALU」(ソロ)

軽井沢のスタジオ合宿中に生まれた楽曲で、SALUのアルバム『INDIGO』収録曲「夜に失くす feat.ゆるふわギャング」と対になっています。

NENEのリリカルな側面が最も表れた楽曲のひとつです。

「風 feat. 5lack」(ソロ)

NENEが日本語ラップを聴き始めるきっかけになった5lackとのコラボ曲。

「いつか一緒に作りたい」という夢を実現させた楽曲で、景色の描写と感情表現が繊細に絡み合います。

「Bon Voyage」(ゆるふわギャング)

YouTube再生回数26万回超。

出会いと別れをテーマにしながら、サウンドは明るく軽やかで、ゆるふわギャングの「旅感」が心地よく表れている楽曲です。

「Presence」(STUTS & 松たか子 with 3exes参加)

ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」の主題歌シリーズに参加した楽曲。

シーン外からNENEへの注目を一気に高めた作品で、ストリーミング再生数も非常に高い実績を誇ります。

「poison feat. NENE」(Awich)

Awichとのコラボシングル。

大阪でのライブで出会った2人が意気投合して実現した楽曲で、フィメールラップシーンを牽引する2人の化学反応が味わえます。

NENEのプロフィールまとめ

項目内容
アーティスト名NENE(ねね)
旧名義Sophiee
本名非公開
生年月日1994年生まれ
年齢31歳(2026年7月時点)
出身地東京都品川区
身長非公開
家族5人家族(両親は中学時代に離婚)兄・妹あり
学歴高校中退
ユニットゆるふわギャング
所属Mary Joy Recordings
インスタ@nene_maryjoy
X@sophieespeech
代表曲owari、Fuckin' Car、稼ぐ女、Presence、風 feat. 5lack

NENEの調査結果まとめ

  • 東京都品川区出身、1994年生まれ。2026年7月時点で31歳。本名・身長は非公開
  • 幼い頃からの愛称「NENE」をアーティスト名に採用。旧名義はSophiee
  • 両親の離婚を経て母子家庭で育ち、高校1年でスペインへ一人旅、高校2年で中退してニューヨークへ
  • 2016年にクラブイベントでRyugo Ishidaと出会い、ゆるふわギャングを結成。クラウドファンディングで目標の457パーセントを達成しデビュー
  • 「現実はファンタジー」という哲学と、助手席から見える景色を言語化するリリックスタイルが特徴
  • 2019年にThe Chemical Brothersのアルバムに参加。世界的な評価を得たフィメールラッパー
  • 2024年の「owari」でちゃんみなを名指しするリリックが話題に。「NENE ちゃんみな ビーフ」として広まるも、現時点で公式な決着はなし

「全部ファンタジーなんだって考えたら楽しいじゃないですか」——品川の街から飛び出し、世界を旅し、ゆるふわギャングを作り、ちゃんみなとのビーフまで起こした。

NENEの現実はたしかに、ファンタジーのように濃い。

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