スポンサーリンク

RINO LATINA IIの「鳥居亭」と焼き鳥屋経営について

「リノ ラティーナ 鳥居亭」「RINO ラッパー 焼き鳥」——この組み合わせを調べた人は、RINO LATINA IIのもうひとつの顔を知ることになります。

RINO LATINA IIは炭火やきとり「鳥居亭」の店主として、ラッパーと飲食店経営を並行させています。

公式Xのプロフィールには「炭火やきとり『鳥居亭』店主」と明記されており、「今夜も始まりは鳥居亭から」という言葉が象徴するように、カウンターに立って焼き鳥を焼くことと、ステージに立ってマイクを握ることが、RINO LATINA IIにとって分かちがたく結びついた日常になっています。

本名「鳥居淳」の「鳥居」と「焼き鳥(とり)」が重なる店名に、RINO LATINA IIのユーモアセンスと生き方への誇りが滲んでいます。

生活の中にヒップホップを持ち込み、ヒップホップの中に生活を持ち込む——この姿勢そのものが、RINO LATINA IIのアーティストとしての一貫したスタンスを体現しています。

スポンサーリンク

RINO LATINA IIのソロ活動とキャリアの歩み

1999年、フジロックへの出演

1999年、RINO LATINA IIはTWIGYらとともに日本人ラッパーとして初めてフジ・ロック・フェスティバルに出演しました。

この出演は日本語ラップがロックフェスという場で受け入れられた歴史的な出来事であり、ヒップホップが「特定のシーンの音楽」から「日本の音楽文化の一部」へと変わっていく過程の重要な転換点のひとつでした。

2001年、ソロメジャーデビュー

G.K.MARYAN、YOU THE ROCK☆、TWIGYらが次々とソロアルバムをリリースしていく中、RINOは12インチシングルのリリースとフィーチャリングを中心に活動していました。

2001年8月8日、monohonレーベルからソロメジャーデビューシングル「R.L.II」を発売。同年12月5日に1stアルバム「Carnival of Rino」をリリースします。

2006年2月3日には2ndアルバム「II」を発売しており、2桁の数字を重ねることへのこだわりと、シリーズとしてのキャリア観がアルバムタイトルからも伝わってきます。

スポンサーリンク

RINO LATINA IIとDEV LARGEの縁

RINO LATINA IIのキャリアを語る上で、DEV LARGE(故人)との縁は外せません。

DEV LARGEはBUDDHA BRANDのメンバーとして日本語ラップシーンのパイオニアの一人で、Lamp Eyeの「証言」にも深く関わっています。

2016年にDEV LARGEが逝去したとき、RINOは深い悲しみを表明しており、RINO LATINA II自身の2026年のXの投稿でも「盟友DEVLARGEの逝去から10年」という言及がありました。

古くからの仲間と積み上げてきた日本語ラップの歴史を背負いながら、RINOは今もステージに立ち続けています。

RINO LATINA IIの音楽スタイルと世界観

「東京ドーナツの超ど真ん中」という居場所

RINO LATINA IIのXプロフィールには「東京ドーナツの超ど真ん中」という言葉があります。

「東京ドーナツ」とは、ドーナツのような形をした東京の山手線の輪の内側を指すと解釈できます。港区白金というシティライフのど真ん中で育ち、現在も東京の中心を拠点に活動するRINO LATINA IIにとって、東京という都市は音楽の源泉であり続けています。

フィリピン・日本・台湾——三重のルーツが生む声

フィリピン人の父・日本台湾ハーフの母を持つRINO LATINA IIの声には、単一のルーツでは作れない複雑な響きがあります。

「証言」での低く重みのあるフロウ、ソロアルバムでのよりパーソナルな語り口——どちらにも「どこか一つの場所に属さない」人間の哲学が滲んでいます。

フィーチャリングという活動スタイルへのこだわり

G.K.MARYANやYOU THE ROCK☆、TWIGYらと異なり、RINOはソロアルバムよりもフィーチャリングとグループ活動に長くコミットしてきました。

自分の名前を前に出すよりも、楽曲全体の完成度に貢献することを重視するこのスタイルは、「Lamp Eyeであること」への誇りの裏側にある集団への帰属意識から来ているともいえます。

「イケてるやつらは大体トモダチ」というXプロフィールの言葉が、このスタンスを端的に表しています。

RINO LATINA IIの「ラストダンス」について

「リノ ラティーナ ラスト ダンス」というキーワードは、RINO LATINA IIの楽曲「Last Dance (Rough Mix)」への関心から来ています。

「Last Dance (Rough Mix)」は「'hood」に収録されたRINOのソロ楽曲で、終わりを告げるかのようなタイトルと裏腹に、音楽への向き合い方の深さが伝わる楽曲として知られています。

「ラスト・ダンス」という言葉が示す「最後の舞台」という文脈は、何度も「引き際」と「継続」の間で選択を迫られながら音楽を続けてきたRINO LATINA IIのキャリアと重なります。

RINO LATINA IIの現在の活動状況【2025〜2026年】

RINO LATINA IIは2026年現在も精力的に活動を続けています。

2025年は「証言」30周年の節目の年として特別なイベントが相次いで開催されました。5月24日に「証言30th Anniversary Party」が開催され、LFYT×LAMP EYEの「証言」30周年記念Tシャツは完売。Lamp Eyeの「下剋上」Tシャツも完売するなど、30年を経てもLamp Eyeのブランド力が健在であることを示しました。

2026年8月8日にはCLUB CITTA'にて「熱帯雨林」というイベントへの出演が予定されており、現在も現役で精力的なライブ活動を展開しています。

また2025年にリリースされた「Tokyo Under Construction (Deluxe Edition)」では「Tokyo Under Construction feat. RINO LATINA II」「Hard to Survive (Remix) feat. DABO, Rino Latina II」に参加しており、現役アーティストとして楽曲制作も継続しています。

スポンサーリンク