静岡の田舎から、アトランタのゲットーなスタジオへ。

日本人離れしたルックスと、サウスのトラップを徹底的に噛み砕いたスタイルで、気づけばAvexとメジャー契約を結び、Lil Keedとのコラボまで実現させてしまったラッパーがいます。

それが、Elle Teresa(エル・テレサ)です。

「業界の人からヘイトされることが多い」と本人が語りながらも、誰にも似ていない音楽を作り続けた結果、誰にも真似できない存在になりました。

今回は、そんなElle Teresaについて徹底的に調査した内容をお伝えします。

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Elle Teresaの名前の由来【本名との関係は?】

Elle Teresaというアーティスト名には、ちょっとユニークな由来があります。

「エル」の部分は本名のファーストネームから取られたもので、「テレサ」はあの任天堂のゲーム「マリオブラザーズ」に登場するお化けキャラクター「テレサ(ゴースト)」に似ていると言われたことが由来のようです。

かわいい名前とラップの毒気という絶妙なアンバランスさが、そのままElle Teresaというアーティストの核心を突いているとも言えます。なお本名の苗字は非公開となっています。

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Elle Teresaの年齢・誕生日・生まれについて

Elle Teresaは1997年生まれ、静岡県沼津市出身です。2025年時点で28歳になります。

誕生日の具体的な日付は公開されていません。

「ハーフなの?」と聞かれることも多いようですが、本人は日本人であることを語っています。日本人離れした雰囲気は、幼少期からブラックミュージックとダンスカルチャーが身近にあった環境から自然と身についたものと考えられます。

身長についても現時点では非公開です。ただ、MVやステージでの姿から各メディアが「日本人離れしたスタイル」と評しており、ファッション誌からも注目を集める存在です。

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Elle Teresaの生い立ち【家族・兄弟・幼少期】

両親がダンサー、実家はダンススタジオ

Elle Teresaが育ったのは、音楽とダンスが常にそばにある環境でした。

両親がダンサーで、実家はダンススタジオを経営。家の中ではBrandy、TLC、Michael Jacksonなどが流れるのが日常だったようです。また、母の伯父と伯母が営む美容室ではブレイズやコーンロウといったUS文化のスタイルが当たり前のように施術されていたといいます。

「ブラックミュージックのカルチャーが自分の中でスタンダードだった」と語っており、5歳からダンスを始めるなど、幼い頃からパフォーマーとしての基礎を積み上げていたようです。

兄弟については現在のところ公開されていません。

田舎・沼津の孤独が音楽への集中を生んだ

静岡県沼津市という都会からは離れた街で育ったElleは、「すごく田舎の街で育って、友達もいなくて、めっちゃ時間はあった」と語っています。

その孤独な時間が、後に「毎日スタジオにこもって曲を作り続ける」というスタイルの原点になったのかもしれません。

Elle Teresaの顔・すっぴん・唇・かわいさについて

Elle Teresaを語るうえで外せないのが、そのビジュアルの独特さです。

各メディアから「かわいい」と評される一方、Elle Teresa自身は「日本のいわゆる可愛い文化って、見せ物な気がしてダサい」と語っており、アイドル的な可愛さとは完全に一線を画しています。彼女が目指すのは、HIPHOPとセクシーさと毒気が絡み合ったスタイル——「ヒップホップで新たなカワイイを体現する」姿勢です。

すっぴん・顔出しについては、デビュー当初にSNSで容姿を叩かれた経験があるようです。「最初に曲を出した時にめちゃくちゃブスって言われまくった。それで、私けっこうびっくりしたんですよ。エルってブスだったんだと思って」と、本人がインタビューでぶっちゃけています。

その経験が「顔をはっきり出すのが嫌になった」につながり、暗めでアーティスティックなビジュアル表現を生む遠因にもなったとのことです。現在は「自分に自信も持ててる」と語っており、独自のアートワークや写真スタイルを貫いています。

についてはボリュームがあり存在感があることで知られており、ルックスの個性の一つとしてファンが注目するポイントになっています。

私服・ファッションはツインテールをトレードマークにしたスタイルが有名で、NYLONやViViなど複数のファッション誌にも登場しています。

Elle Teresaの高校・学歴について

高校や学歴については公開されていません。

ただインタビューでは「学校とかあんまり行ってなかったから青春みたいなことって経験してこなかった」と語っており、10代のうちから音楽とダンスに軸足を置いていたことがわかります。

17歳でラップを始め、翌年には初のミックステープをリリースするというスピード感を見ると、学校よりも音楽の現場を居場所として選んでいたのでしょう。

Elle Teresaがラッパーになるまでの経緯

Yuskey Carterとの出会い

Elle Teresaがラップを始めたのは17歳のこと。当時はバックダンサーとして活動しており、その現場でラッパーのYuskey Carter(ユースキー・カーター)に見出されたのがきっかけだったようです。

高校生ラップ選手権がテレビで話題になっていた時代でしたが、Elleは「自分がラッパーになるとは思わなかった」と語っています。転機の一つはKOHHの存在で、「スキル勝負の世界に見えてた日本のHIPHOPが、KOHHが出てきて時代が変わった気がする。Elleも出来ちゃうかも、って思った」と振り返っています。

また、洋楽の和訳を読む習慣も大きかったようです。「英語は喋れないから、何を歌っているか気になって和訳を読んだら、Elleが思ってるようなことを言ってるじゃん、同じじゃんって」と語っており、スキルより先に感性とマインドが合致したことがラップへの入り口になったとのことです。

インディーズ時代にいきなりシーンの注目を集める

ラップを始めてわずか約1年で、2016年4月に1stミックステープ『Ignorant Tape』をリリース。まったくの無名にもかかわらずネットで話題となり、ストリート・ファッション誌「WOOFIN'」の「2016's Freshman」に選出されました。

2017年には2ndミックステープ『PINK TRAP』をリリース。収録曲「Baby Tell Me Now」のMVがUSの動画サイト「World Star Hip Hop」にピックアップされ、海外からも評価を受けるようになりました。

Elle Teresaの経歴【年表】

出来事
1997年静岡県沼津市生まれ
5歳頃ダンスを始める
17歳Yuskey Carterに見出されラップを開始
2016年1stミックステープ『Ignorant Tape』リリース。WOOFIN' 2016's Freshman選出
2017年2ndミックステープ『PINK TRAP』リリース
2018年1stアルバム『KAWAII BUBBLY LOVELY』リリース
2019年2ndアルバム『KAWAII BUBBLY LOVERY II』リリース
2021年avex traxよりメジャーデビュー。デビューシングル「Bby girlll」
2022年メジャー1stアルバム『Sweet My Life』リリース。Lil Keedとコラボ
2023年「POP YOURS 2023」出演。シングル「Dorobo」リリース
2025年柴田聡子とのコラボ「ときめき探偵」テレ東ドラマOPテーマに

Elle Teresaの事務所・レーベルについて

Elle Teresaは2021年7月7日に**avex trax(エイベックス・トラックス)**よりメジャーデビューを果たしています。

メジャー移籍前はインディーズで活動しており、自分のペースで作品を発表し続けました。業界関係者から多くのヘイトを受けながらも作品を出し続けた結果として、avexとの契約を引き寄せたかたちです。

本人は「Elleは、日本のヒップホップ業界に認められてないと思う。だから、そんなラッパーがKeedとできるなんて、え、なんでってなってると思う」と語っており、逆風の中で活動を続けてきたことがわかります。

Elle Teresaの人気曲まとめ【おすすめ10曲】

楽曲紹介はシンプルに。知っておきたい曲をまとめました。

「CHANEL」

Elle Teresaが初めて音楽でお金を稼いだ象徴的な曲。本人も「"CHANELで"お金稼げて、こんなもらえるんだって思って、それが続いてる感じ」と語っています。

「Baby Tell Me Now」

World Star Hip Hopにピックアップされた出世作。海外リスナーに最初に届いた曲として、Elle Teresaの国際的な認知の起点になりました。

「ZOMBITCH」

アトランタのフィメールラッパー・Bali Babyとのコラボ曲。トラップサウンドと日本語ラップの融合をいち早く実現させた意欲作です。

「Bby girlll」

メジャーデビューシングル。ニューヨークでのセッションから生まれた一曲で、キュートなボーカルとトラップビートが絶妙にマッチしています。

「WYA」

「Where You At」の略で、相手への問いかけをテーマにした恋愛曲。検索数も多く、ファンの間での人気が高い曲です。

「野良猫」

自由で孤独な野良猫のイメージに自分を重ねたリリックが印象的な一曲。ElleのダークでエモーショナルなB面が色濃く出ています。

「Wifey(feat. Lil Keed)」

アトランタで急ピッチで制作された、故Lil Keedとのコラボ曲。Keedの急逝もあって、より一層特別な意味を持つ楽曲となりました。日本人ラッパーが海外トップアーティストと対等にコラボした稀有な一曲です。

「on my Side」

スペインで彼氏と大喧嘩し、パリで書き上げた失恋ソング。「Ex my boy Friendに/もうしたわさよなら」という書き出しが、そのまんまの状況から生まれているのがリアルです。別れた直後の心境が素直に歌われており、共感する声が多い曲です。

「Dorobo」

2023年リリースのシングル。より洗練されたサウンドアプローチで、Elle Teresaの新たな一面を見せた曲です。

「ときめき探偵 feat. Le Makeup」(柴田聡子 & Elle Teresa)

2025年、シンガーソングライター・柴田聡子とのコラボ曲。テレ東ドラマ「シナントロープ」のOPテーマに起用され、音楽シーンを越えた活動の広がりを示しました。

Elle TeresaとLANAの関係は?

「Elle Teresa LANA」という組み合わせで検索するファンも多いようです。

LANAは日本のフィメールラッパーで、Elle Teresaとは同世代の女性MCとして並び語られることが多い存在です。互いが独自のスタイルを持ちながら、日本のHIPHOPシーンでフィメールラッパーとしての存在感を発揮しているという点で比較されやすいようです。

直接のコラボや確執などの情報は現時点では確認できていません。ライバルというよりは、シーンを共に引っ張る存在として認識されているようです。

Elle Teresaの音楽スタイルと世界観

サウス・トラップへの徹底したこだわり

Elle Teresaが一貫して追いかけているのは、アメリカ南部(サウス)のトラップミュージックです。

「トラップのオーソドックスなメロディってあるじゃないですか。それに対してLil Babyとかは全部同じフロウの曲もあるんですけど、なんでこんな違うんだろうって思うんですよね」と、トラップへの研究心をインタビューで語っています。

NBA Youngboy、Polo G、Lil Tjay、Hotboii、6lack、PeeWee Longwayなど、サウスの最前線アーティストを次々と挙げるあたりに、彼女の音楽への本気度が見えます。

"隙間"を活かしたフロウ

ElleのラップはBPMの隙間を活かした独特のフロウが特徴です。本人も「ラップの隙間も多い」と認めていますが、これは弱点ではなくスタイルとして確立されています。自然に話すように、会話するようにラップする感覚は、サウス系ラッパーのグルーヴ感と通底しているといえます。

「7割かわいく、3割ホラー」

あるインタビュアーが「7割が可愛くて3割がホラー」と表現したところ、Elleは「そうかも!知らなかった」と肯定したそうです。

キュートなサウンドとダークなアートワーク、セクシーなリリックと刹那的で孤独な感情——その絶妙なバランスが、Elle Teresaを唯一無二の存在にしているのだと思います。

Elle Teresaのアトランタ体験と海外挑戦

2022年のアルバム制作に際し、ElleはアトランタのスタジオでPooh Beatz、Go Grizzlyといった米トップクラスのプロデューサーたちとセッションを敢行。そのスタジオはなんと6lackのスタジオだったといいます。

「そこでビートどれにする?ってどんどん流しながら決めていく。Wifeyのビート流れて、ヤバいと思ったから『これがいい』って言って、とりあえずライターのLondon JaeがフックのメロディをARAN 10分くらいで入れてくれて」と語っており、本場のスピード感でセッションが行われた様子がわかります。

一方で、海外挑戦の難しさも正直に語っています。「アジア人がラップしてること自体が変にも見えるんですよね」「ブラックの人から見たらリスペクトがないと見えるかもしれない」——それでも「もっとものにすればElleはいける」と諦めていないのがElleらしいところです。

Elle Teresaのグッズ・私服ファッション情報

グッズについては、avex公式サイトやライブ会場での販売が中心です。Tシャツやキャップなどのアパレルアイテムが展開されています。最新のグッズ情報はavex公式サイトまたはElle Teresa公式SNSで確認するのがおすすめです。

私服・ファッションはツインテールをトレードマークにしたスタイルが定着しており、ストリート系とセクシーさを組み合わせたコーディネートが特徴的です。NIKEなどのスポーツブランドをベースにしつつ、ラグジュアリーブランドへのこだわりもリリックや私服の随所に見られます。

Elle Teresaの彼氏・別れた相手について

2022年のアルバム『Sweet My Life』はほぼ全編が恋愛をテーマにした作品です。本人も「このアルバムを作っていた時期にすごく大きい恋愛をした相手がいた」と明かしています。

「ラップやめてこの人と結婚するのも一つの幸せだな、と思ったりもした」とまで語るほど深い関係だったようですが、最終的には別れたとのことです。

「on my Side」はスペインで当時の彼氏と大喧嘩し、パリで書き上げた失恋ソングで、現実の恋愛が直接リリックに反映された一曲です。現在のパートナーについては公開されていません。

Elle Teresaのプロフィールまとめ

項目内容
アーティスト名Elle Teresa(エル・テレサ)
本名非公開(「エル」は本名由来)
生年月日1997年生まれ(誕生日は非公開)
年齢28歳(2025年時点)
出身地・生まれ静岡県沼津市
身長非公開
所属事務所・レーベルavex trax
学歴・高校非公開
兄弟非公開
ラップスタイルサウス・トラップベース
代表曲Wifey、Bby girlll、on my Side、野良猫、WYA
SNS@elleteresa_(Instagram)
@ELLETERESA(X)

Elle Teresaの調査結果まとめ

  • 静岡県沼津市出身、1997年生まれ。両親はダンサーでダンススタジオを経営
  • 5歳からダンスを始め、17歳でYuskey Carterに見出されラップを開始
  • 2016年のインディーズデビューから注目を集め、2021年にavex traxからメジャーデビュー
  • 故Lil Keedとのコラボ「Wifey」など、日本人ラッパーとして稀有な海外連携を実現
  • サウス・トラップへの深いこだわりと、「7割かわいく3割ホラー」な独自の世界観が持ち味
  • ヘイターにも業界の逆風にも屈せず、田舎のスタジオで鍛え続けた結果が今のElleを作った

「誰だって続けていけば、このくらいまでは来れますよ」と本人は語っていますが、続けること自体が誰にでもできることではありません。ひたすら自分の音楽を信じてラップし続けた結果が今のElle Teresaです。静岡の田舎とアトランタのゲットーをつないだ日本のフィメールラッパー——これからも注目したい存在です。

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