AKIRA(アキラ)のソロ活動
その後、Akira(アキラ)はソロとしての活動から多数の客演で数々の楽曲を残しており、2006年にはソロとしてのデビューアルバム「Casanova」をMr.OZ(ミスター・オージー)が主催するBIGG MAC RECORDSからリリースしています。
このアルバムのサポートアーティストとしてはMR.OZ(PHOBIA OF THUG)、GANXTA CUE(PHOBIA OF THUG)、EQUAL、AK-69 a.k.a KALASSY NIKOFF、來々、SYGNAL(BALLERS)、ANTY THE 紅乃壱などの名古屋HIPHOPシーンを盛り上げるコアメンバーが揃いました。
AKIRAの特徴でもあるクセになる独特のフロウや超攻撃的なリリックが炸裂している作品になっています。
AKIRAは名古屋を拠点としながら全国にもその名を知らしめた伝説のグループ「POUND」にも参加しています。
さらに、ラッパーとしての活動以外にもN.Y.のファッションをいち早く取り入れたセレクトショップを設立して、ヒップホップカルチャーに欠かせないファッションの分野でも活動をしています。
AKIRAとその実兄のDJ OLEE LOUが経営するこのセレクトショップ「名古屋 Blow Import HIPHOP WEAR SHOP」は1ヶ月~2ヶ月のサイクルでNYやLAでアイテムを買い付けに行っており、NYやLAの流行を名古屋でも現地とタイムラグがない状態で体感できるセレクトショップになっています。
ラッパーAKIRAのHIPHOP論
AKIRAはインタビューで「音楽がなかったら多分不良になって捕まってるか、泥棒とかをしていたと思っているので、やっぱり音楽で人生がだいぶ良い方向に進んだと思っています。いろいろなものを見ることができているので、これからも音楽で人を楽しませて感動させたいと思っている」と自身の音楽に対する思いを語っています。
M.O.S.A.D.としての自身の立ち位置については、「M.O.S.A.D.はラップチームなので、やはりチームとしてハードコアなラップができるように心がけています。さらに、そこにプラスしてソロとしての個性も前面に出していくという形をとっている」と語っています。
AKIRAとしての活動については、HIPHOPだけにとらわれずに4つ打ちやトランスなどを取り入れるなど音楽の幅が広がるような楽曲制作も行っている。でも、POPな感じには絶対にしたくないと思っており、リアルなHIPHOPでありハードコアなHIPHOPであることを大切にして楽曲制作をしているヒップホップアーティストです。
今後もラッパーAKIRAの活動に目が離せません。