ANTY the 紅乃壱のラッパーとしての活動
2005にはMr.OZ(ミスター・オージー)主催の名古屋のインディーズレーベル「BIGG MAC WORKS」に加入して、2年間で5つの作品をリリースしました。
デビューする前に出会っていたAIとは仲が良く、2007年にAIがリリースしたアルバム『DON'T STOP A.I.』の中の「Butterfly feat.ANTY the 紅乃壱,ANNA TSUCHIYA,PUSHIM」に客演として参加しています。
ANTY the 紅乃壱(アンチ・ザ・クノイチ)は活動し始めてからすぐに『女版 TOKONA-X』と呼ばれるほどに人気が出て、ANTY the 紅乃壱の特徴でもある「名古屋弁でまくし立てるラップと挑発的なスタンス」を武器に名古屋のヒップホップシーンに大きな刺激を与える存在になっていきました。
また、ANTY the 紅乃壱は幼少期に始めたピアノを筆頭にブラスバンド、吹奏楽、JAZZ、映画音楽、高校からのパンクバンド、ミクスチャー、ハードコアなどの経験から多種多様な影響を受けており、それらが創り出す音楽作品やライブに表現されています。
エナジー・ヴォイスを武器にブチギレ系ラップから女性的な癒し系ラップまで幅広くこなせるスタイルは唯一無二で、多くの作品でフィーチャリングを受けてきています。
たとえば、AI、土屋アンナ、May.J、Ms.OOJA、山口リサ、HI-D、BRON-K、鬼などの多数のアーティスト作品に客演として参加しています。
2010年7月にはビクターエンタテインメントからアルバム『ANTY』を提げてメジャーデビューしました。
今となっては「ANTY the KUNOICHI(ANTY the 紅乃壱)」の名前は全国的にも有名になっており、日本のフィメールラッパーの中でもオリジナリティの高いスキルを持っているラッパーなので今後の活躍にも目が離せません。