日本のヤバい女性ラッパー(フィメールラッパー)をまとめて紹介してありますので、ぜひご覧ください。
日本のヤバい女性ラッパーのまとめ
女性ラッパー(フィメールラッパー)には、日本のHIPHOPシーンの中心で活躍するラッパーが多く存在します。
Elle Teresa、MARIA、ANTY the 紅乃壱、RUMI、蝶々、chelmico、775、NENE、Awich、AYA a.k.a. PANDA、Reichi、ちゃんみな、7、CYBER RUIなど。
女性ラッパーには、今の日本のヒップホップシーンを盛り上げているフィメールラッパーがたくさんいます。
Elle Teresa(エル・テレサ)|日本のHIPHOPシーン最注目のフィメールラッパー
静岡県沼津市が産んだ、日本のHIPHOPシーン最注目のフィメールラッパー「Elle Teresa(エル・テレサ)」。
日本人離れしたルックスと、サウスのトラップを徹底的に消化したスタイルで、気づけばAvexとメジャー契約を結び、故Lil Keedとのコラボまで実現させてしまったのがです。
両親がダンサーでダンススタジオを経営する家庭に育ち、5歳からダンスを始めた彼女がラップに出会ったのは17歳のとき。
バックダンサーとして活動していた現場で先輩ラッパーのYuskey Carterに見出され、ラップを勧められたのがきっかけでした。
2016年にインディーズでデビューするや「WOOFIN' 2016's Freshman」に選出され、2021年にavex traxからメジャーデビューを果たします。
「業界の人からヘイトされることが多い」と本人が語りながらも、誰にも似ていない音楽を作り続けた結果、誰にも真似できない存在になりました。
「7割かわいく3割ホラー」と評されるダークでセクシーな世界観。Elle Teresaは唯一無二の存在です。
NENE(ねね)|東京都品川区出身のフィメールラッパー
東京都品川区出身のフィメールラッパー・NENE(ねね)。
NENEは、ゆるふわギャングのフィメールMCとして2017年のシーンに衝撃を与えた存在です。
幼い頃からの愛称「NENE」をアーティスト名に選び、高校2年で中退してニューヨークへ飛び出すという行動力が、音楽のスタンスにもそのまま滲み出ています。
タトゥーだらけのビジュアルと鼻ピアス、セクシーかつ個性的なファッション。
その見た目から放たれるのは、日常の何気ない風景や感情をそのまま言葉に変える、どこまでも素直なリリックです。
「助手席から見える景色をリリックにする」というスタイルが生む浮遊感と生活感の同居が、NENEの楽曲を唯一無二にしています。
2019年にはThe Chemical Brothersのアルバムへの参加で世界的な評価を獲得。2024年にリリースした「owari」がYouTubeで390万回再生を突破するなど、シーンの最前線に立ち続けています。
「現実はファンタジー」「嫌なことも良いことも全部ファンタジーだって考えたら楽しい」——その言葉通り、NENEはどんな現実も音楽に変えてしまいます。
AYA a.k.a. PANDA(あやぱんだ)|埼玉県出身の女性ラッパー
埼玉県出身の女性ラッパー「AYA a.k.a. PANDA(あやぱんだ)」。
「彼氏より私が『8Mile』に衝撃を受けた」という一言が、AYA a.k.a. PANDAというラッパーの原点です。
2003年に映画『8Mile』でヒップホップに衝撃を受け、ブレイクダンサー、ヒップホップ系ライターという回り道を経て、ラッパーへの道を歩み始めました。
「HIPHOPで飯が食いたい」という一念から、現場を積み重ね、全国のクラブを地道に回り続けてきた人物です。
PURPLE BLOOD MOTH、AP-1、S7ICK CHIKsなど複数のグループを経験しながらソロとしての実力を磨き、2012年にはBeatportで1位を獲得。
そして2017年にリリースした「甘えちゃってSorry」がYouTube3,200万回再生超のメガヒットを記録し、「サブスクの女王」とも称されるほどの実績を積み上げました。
レーベルや事務所に頼らないインディペンデントなスタンスを貫きながら、かわいいルックスの裏に宿る「男社会をタフに生き抜く」強さ。そのギャップこそがAYA a.k.a. PANDAの最大の魅力です。
ANTY the 紅乃壱(アンチ・ザ・クノイチ)|名古屋の代表的な女性ラッパー
名古屋の代表的なフィメールラッパーといえば、「ANTY the 紅乃壱(アンチ・ザ・クノイチ)」です。
名古屋弁でまくし立てる挑発的なラップと、女性ならではの繊細な感情表現。この振れ幅の広さこそが、ANTY the 紅乃壱(現:ANTY the KUNOICHI)の最大の武器です。
愛知県岩倉市生まれ、ジャズマニアの父と映画好きの母のもとで育ち、ピアノから吹奏楽、パンクバンド、ハードコアまで多彩な音楽体験を積んだことが、今のオールラウンドなスタイルの礎になっています。
2004年、名古屋ヒップホップシーンのレジェンド・TOKONA-Xのアルバムへの客演でデビューするやいなや「女版TOKONA-X」と称されるほどの存在感を放ち、シーンに強烈な印象を残しました。
その後、AI・土屋アンナ・PUSHIM・Ms.OOJAら豪華アーティストの作品に次々と客演として招かれ、2010年にはビクターエンタテインメントからメジャーデビューを果たしています。
ブチギレ系から癒し系まで自在に使い分けるエナジーボイス、そして名古屋への誇りをそのまま体現したスタンス。
これだけの個性を持ちながら、今も自主レーベル「MADD CAT」から作品を発表し続けているのが、ANTY the KUNOICHIというラッパーの真骨頂です。
RUMI(ルミ)|般若とユニットを組んでいた伝説のフィメールラッパー
東京・川崎で育った、伝説のフィメールラッパー「RUMI(ルミ)」。
、高校時代に隣のクラスだった般若(当時YOSHI)と出会い、1996年にDJ BAKUを交えたユニット「般若」を結成。
その後、家庭の事情で脱退・休止を経ながら、2004年に自主レーベル「Sanagi Recordings」から1stアルバム『HELL ME TIGHT』でソロデビューを果たしました。
「それまでの女性のラップのイメージを大きく覆す、感情剥き出しのヒステリックなスタイル」と評されたそのラップは、ヒップホップにとどまらず他ジャンルのリスナーにも衝撃を与えました。
DJ BAKUの名曲「畜殺」への客演でシーン内の評価が急上昇し、2008年にはDJ BAKUと結婚。「最強ヒップホップ夫婦誕生」として話題になりました。
3人の子供を育てながら活動を続け、2025年にはMSCの盟友・PRIMALのアルバムに収録された「痺れ」で20年越しの共演を果たしています。
「希望と絶望と愛と孤独と怒りの言葉を吐き出す」——その言葉は、47歳の今も変わっていません。




