「LAMPEYEの証言から30年。日本のヒップホップの軌道を修正する年になりそうだ」——53歳になった今も、RINO LATINA IIはそう呟いた。

フィリピンのマニラ生まれ・東京都港区白金育ちのラッパー・RINO LATINA II(リノ・ラティーナ・ザ・セカンド)。

本名は鳥居淳(とりい じゅん)、1973年4月22日生まれ。

Lamp EyeのMCとして1996年に放った「証言」は30年後の今も語り継がれ、雷(後のKAMINARI-KAZOKU.)のメンバーとして日本語ラップ黎明期を支え、炭火焼き鳥屋「鳥居亭」の店主としてカウンターに立ち続ける——マイクを置かず、焼き台を離れず、いつも「東京ドーナツの超ど真ん中」に立っている男の話をします。

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RINO LATINA IIの読み方・名前の由来について

「RINO LATINA II」の読み方は「リノ・ラティーナ・ザ・セカンド」です。

アーティスト名の由来は、父の名前「セフェリノ・ラティーナ」から来ており、「ラティーナの二世」という意味です。

本名は鳥居淳(とりい じゅん)ですが、X(旧Twitter)のプロフィールには「#chiei #ちぇい #チェイ #千栄」という別の名義も並んでいます。

これは「千栄(ちえい)」という別名義で、ラッパーとしての「RINO」と、人間としての「千栄(ちぇい)」という二つの顔を持つRINO LATINA IIの多面性が名前の多さにも表れています。

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RINO LATINA IIの年齢・ルーツについて

RINO LATINA IIは1973年4月22日生まれで、2026年7月時点で53歳です。

フィリピンのマニラで生まれ、1978年に5歳で来日し、東京都港区白金で育ちました。

父親がフィリピン人、母親が日本人と台湾人のハーフという複合的なルーツを持っています。

1987年、中学3年のときに本名を「鳥居淳」に改名しており、それ以前の本名については公開されていません。

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RINO LATINA IIの生い立ちと日本語ラップとの出会い

東京都港区白金という、渋谷・六本木に近い東京の中心部で育ったRINO LATINA II。

マニラで生まれ、5歳で来日してその後の10代を東京のシティライフの中で過ごした経験が、後の都市的なリリックスタイルの土台になっています。

中学時代に鳥居淳へと改名してから、10代の終わりにヒップホップと出会い、言葉でリズムを作るラップという表現に引き込まれていきます。

当時の日本語ラップがまだアンダーグラウンドだった時代に、RINOは仲間たちとともに「東京発の本物のヒップホップ」を作ろうと動き始めました。

RINO LATINA IIとLamp Eye——「証言」誕生の物語

Lamp Eyeの結成

1993年、RINO LATINA IIはGAMA(後のヨシピィ・ダ・ガマ)とDJ YASとともに「Lamp Eye(ランプ・アイ)」を結成します。

「灯台の目(Lamp Eye)」という名前が象徴するように、暗闇の中で光を照らし、道を示すという役割意識が最初からグループに込められていました。

当時の日本語ラップシーンでは、英語でラップすることが「本格的」とされていた時代。Lamp Eyeは日本語でリリックを作り、独自のスタイルを磨いていきます。

1994年「雷」の結成と浅草橋ヤング洋品店

1994年、テレビ番組「浅草橋ヤング洋品店」よりラッパーとしての出演依頼を受け、RINO LATINA IIは「雷(後のKAMINARI-KAZOKU.)」を結成します。

G.K.MARYAN、YOU THE ROCK☆、TWIGYらとともに「雷」を構成したRINO LATINA IIは、テレビという当時としては異例のメインストリームに向けた接点を持つことになりました。

1996年11月25日「証言」発売——日本語ラップの伝説が生まれた日

Lamp Eyeとして1996年11月25日にリリースしたアナログ盤「証言」は、RINO LATINA IIのキャリアにおいて最も重要な楽曲です。

「証言」は当時の日本語ラップシーンに対する批評と宣言を同時に行った楽曲で、「本物のHIPHOP」への信念をそのままリリックに込めた作品です。

DEV LARGE(故人)が大きく関わったこの楽曲のインパクトは30年後の現在も衰えておらず、2026年は「証言」のリリースから30周年という節目の年にあたります。

RINO LATINA II自身も「LAMPEYEの証言から30年。盟友DEVLARGEの逝去から10年。日本のヒップホップの軌道を修正する年になりそうだ」とXに投稿しており、この楽曲が彼にとって今も現在進行形であることが伝わってきます。

RINO LATINA IIの「乗った乗った」について

「RINO ラッパー 乗った乗った」というキーワードは、RINO LATINA IIの楽曲スタイルやライブでのコール&レスポンスへの関心から来ています。

RINO LATINA IIのライブパフォーマンスは会場との一体感が特徴で、オーディエンスとの掛け合いを大切にするスタイルが長年のファンに愛されています。

「乗った乗った」という言葉に象徴されるような、ビートに体が自然と乗っていくフロウの気持ちよさがRINO LATINA IIの楽曲の大きな魅力のひとつです。

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