小4のとき、小5の先輩に「お前エロいな!」と言われてつけられたあだ名が「エロ」。そのあだ名がそのままアーティスト名の原点になった男が、関西HIPHOPシーンの伝説になった。
奈良県出身のラッパー・ERONE(エローン)。
1978年2月10日生まれ、韻踏合組合のMCとして関西最大規模のMCバトルイベント「ENTER MC BATTLE」を主催し、R-指定の推薦によりフリースタイルダンジョンの審査員に就任、さらには三田製麺所に就職して9カ月で営業マネージャーに出世という異色の経歴を持つ。
「ガツガツ責める暴力的なバトルスタイル」と「真面目な営業職」というどこを切り取っても面白すぎるギャップを持つERONEについて、今回は徹底的に調査した内容をお伝えします。
ERONEの読み方・名前の由来について
「ERONE」の読み方は「エローン」です。
名前の由来は、小学4年生のときに小学5年生の先輩から「お前エロいな!」と言われてついたあだ名「エロ」が原点です。
その後「エロ」から「エローン」へと変化し、アーティスト名「ERONE」として定着しました。
「スゴい名前をつけてくれた先輩がいたもんだ」と笑いながら話せるERONEのキャラクターが、この名前の由来エピソードにもそのまま出ています。
ERONEの年齢・身長について
ERONEは1978年2月10日生まれで、2026年7月時点で48歳です。
身長については公開されていませんが、「めちゃくちゃかっこいい」「男前」という声がSNSに多く、バトルでの迫力あるパフォーマンスと相まって存在感のある体格が印象的なアーティストです。
ERONEの出身地について
ERONEの出身地については、「大阪府出身」と「奈良県出身」という2つの情報が流通しています。
各情報源を確認すると、YBM EntertainmentやラッパーMC名鑑系のサイトでは「奈良県出身」、MCバトル系のサイトでは「大阪府出身」という記載が混在しています。
いずれにせよ関西を拠点に活動してきたラッパーであることは確かで、関西HIPHOPシーンの中心にい続けてきたアーティストです。
ERONEの生い立ちとヒップホップとの出会い
ERONEは関西でヒップホップと出会い、クルー「CHIEF ROKKA」を経て韻踏合組合に加入するという経緯を辿っています。
00年代初頭からMCバトルの世界で活躍し始め、「そのスキルは衰えることを知らない」という評価を維持しながら現在に至るキャリアは、関西HIPHOPシーンのベテランとして随一の存在感を持っています。
「昔は太ってた」という情報もファンの間で語られており、長年のキャリアの中でのERONEの変化への関心が高いことがわかります。
ERONEと韻踏合組合
「ERONE 韻踏合組合」はセットで語られる存在です。
韻踏合組合(いんふみあいくみあい)は大阪を拠点とするHIPHOPグループで、SATUSSY・ERONE・DJ KAN・HIDA(HIDADDY)・遊戯・DJ KITADA KENなどのメンバーで構成されています。
「押韻にこだわった高いスキル」がグループのアイデンティティで、その名の通り「韻を踏む合組合」として関西HIPHOPシーンの代名詞的存在になっています。
ERONEはHIDADDYとともにグループの核を成すMCとして、畳み掛けるような押韻と独自のフロウでグループのサウンドを形成してきました。
梅田サイファーが盛り上がっていた時代、同じアメ村のラッパーたちが「オタクみたいな奴ら」とディスっていた中で、HIDADDYとERONEは純粋に彼らの実力を認めていたというエピソードが残っています。
KREVAやRIPSLYMEが売れていく中で多くのラッパーが「セルアウト」とディスる空気があった時代に、ERONEは純粋にそれを称賛していたとも伝えられており、「どんな形であろうとラップはラップ」という広い視点を持つアーティストとして知られています。


