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C.O.S.A.のラップ人生とは?

C.O.S.A.(コーサ)が名古屋で好きだったのは名古屋052の中心的存在のM.O.S.A.D.で、どっぷりそのあたりのヒップホップに浸かっていきました。

C.O.S.A.は日常の記憶からテーマを決めてラップを作詞しており、「誰かわからない多数に届けるより、一人に向けた曲の方が自分には響く」と語っています。

読書家でもあり、好きな小説をイメージした世界観で楽曲を作ることもあり、2017年に出したアルバム「Girl Queen」はまさに小説からイメージした作品です。

C.O.S.A.は熱い内面を感じさせる魅力的なストーリーで人々の感性を揺さぶるラッパーとして多数のアーティストともコラボしており、ラッパーの持つ力と可能性を広げることでも業界で注目を集め続けています。

しかし、そんなC.O.S.A.にもラップをやめていた時期が2年間ありました。

この期間はラップよりも遊ぶことに熱中して夜のクラブでナンパをする日々を送っていましたが、2年間たっても何も得るものはなく、2013年にまたラップを始めようと決意します。

C.O.S.A.はほかのラッパーを見ても自分が思っていることを代弁しているラッパーがいないことに気づいたことで、「自分の思ったことは全部言う」というポリシーを貫いてラップをしています。

読書家としてのC.O.S.A.

C.O.S.A.は小学生の時から図書室で偉人の伝記を読んだり、野球をやっていたこともってイチローや落合博満などの野球選手の本も多く読んでいました。

中学一年生の時には小説を読むようになり、当時の彼女の影響で「キノの旅」というライトノベルを読んで、それにハマって彼女の家の本棚にあったものを全巻読みました。

小説にハマった理由は内容がファンタジーで自分の頭の中でドラクエみたいな世界を想像しながら絵を思い浮かべるのが面白かったからです。

中学生の時に書いていたリリックは主に次の3つのテーマに分かれていて、今でも大きくは変わっていません。

  • お前ら全員倒してやる系
  • 物語的なストーリーテリング系
  • ラブソング系

C.O.S.A.が好きな作家はカズオ・イシグロとボストン・テランです。

特にボストン・テランの作品は『ここに水がある』という事実を3行くらい使って過剰に書いてあるものが多いのですが、この表現方法が1つのことを表現するために周りのことをたくさん描写するC.O.S.A.のラップにも繋がっています。

C.O.S.A.が考えるヒップホップの魅力とは?

C.O.S.A.はヒップホップの魅力について「単純にカッコいいと思うところ」だと言っています。

「生活している中で、その状況にピッタリのラップのラインに出会うことがたくさんある。今まさにあいつがラップで言ってた状況が自分にも当てはまる!みたいな感じで。」とも語っています。

C.O.S.A.の場合はM.O.S.A.D.やANARCHY、SEEDAがラップの中で放った言葉の中に自分にピッタリハマるモノがありました。

これがC.O.S.A.が考えるヒップホップの最大の魅力なのです。

次は、C.O.S.A.の楽曲を紹介していきます。

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