TOSHI蝮の魅力と他のラッパーとの繋がり
TOSHI蝮は、ライムの中にブラックユーモアと確実なパンチラインを生み出すことができる数少ないタイプのラッパーであり、これまでに共同で楽曲をつくってきたラッパーたちとの繋がりからも、本物のHIPHOPシーンで活動してきたことがよくわかります。
TOSHI蝮はこれまでに、Campanella、BASE、呂布カルマ、K.LEE、C.O.S.A.、B-Kum、Three State Home Boy Club、Ramza、Free Babyronia、鷹の目、Shobbieconz、Mr.蓮、FoggyなどのHIPHOPアーティストたちと楽曲をつくってきました。
TOSHI蝮はUMB2006名古屋予選優勝者
IRIEとPOISONを併せ持つラッパーのTOSHI蝮は、確かなラップスキルを武器に数々のMCバトルでも好成績を残してきており、UMB2006名古屋予選優勝、東海エリア伝説のHIPHOPパーティー「SUPER BAD」のMCバトルで優勝の実績があります。
これらのMCバトルでの優勝をきっかけに、ラッパーとしてのソロ活動を本格的にスタートしていき、数々のコンピレーションアルバムへの参加や、東海エリアのアーティスト楽曲への客演を経て、2011年には名古屋のレーベル「Jet City Peaple」からMIXTAPEアルバム『THE CHRONIC-L』をリリースしました。
ネオ東海シーンのクラシック「BLUE CHEEESE」をリリース
MIXTAPEアルバム『THE CHRONIC-L』はストリートでの流通のみでしたが、全国各地のヘッズたちから反響を得て、その後、2012年にアルバム「BLUE CHEEESE」をリリースすることになりました。
このアルバムのトラック提供にはC.O.S.A.、Ramza、Free Babyronia、鷹の目、Shobbieconz、Mr.蓮、Foggyなどの東海エリアのトラックメイカーが揃い、客演には盟友のCampanella、B-Kum、Three State Home Boy Clubなどの愛知県出身ラッパーが参加しています。
個性豊かなトラックメイカーたちが提供する次世代雑種配合ビートと、確かなラップスキルを持つラッパーの青く煙るリリックが交わることで、TOSHI蝮のアルバム「BLUE CHEEESE」は、ネオ東海シーンのHIPHOPを代表するクラシックな一枚となりました。
ちなみに、「BLUE CHEEESE」の収録曲は以下のとおりになっているので、それぞれのビート提供者や客演参加のラッパーをご確認ください。
【TRACK LIST】
1. I JUST WANNA beats by C.O.S.A.
2. B2 beats by Ramza
3. EMPTY beats by C.O.S.A.
4. SMOKIN' BLUE beats by Mr. 蓮 Cuts by Cutmastaa Kato
5. FREE B beats by Free Babyronia
6. GREEN CURTAIN beats by 鷹の目 Cuts by DJ Tetsu
7. TEA TIME feat. B - Kum beats by Shobbieconz
8. RISK beats by Ramza
9. NIGHT GAME beats by YOSHIMARL
10. KEEP ON RUNNIN' feat.Three State Home Boy Club beats by Foggy
11. STEPS beats by Ramza