CAMPANELLAがラッパーになったきっかけ
CAMPANELLAがヒップホップを聴くようになったのは、小学校高学年の時に流行っていた「Dragon Ash」や、中学1年生の時に聴くようになった「RIP SLYME」がきっかけで、その当時から何となくリリックを書き始めていました。
その後、本気でラッパーを目指すようになる決定的な出来事は、高校1年生の時に名古屋の野外イベントで観た「TOKONA-X(トコナエックス)」でした。
CAMPANELLAはTOKONA-Xのことを以前から知っていましたが、実際にTOKONA-Xを生で観た時の容姿や雰囲気がめちゃくちゃ格好いいと思い、それに大きな衝撃を受けて、自身もラッパーとして本格的に活動するようになります。
CAMPANELLAがラッパーとしての活動を始めたのは16歳の頃で、先輩に紹介してもらったクラブ「WALL」で行ったライブがはじまりです。
その頃から同じ地元出身でトラックメイカーのRAMZAやFree Babyroniaと一緒に活動しており、当時は二人ともラップをしていました。
その後、名古屋を代表するHIPHOPレーベルであるRCslum RECORDINGS主催のパーティー「METHOD MOTEL」が開催されるようになり、このパーティーはのちに名古屋のHIPHOPシーンを変える重要な要素になったと語り継がれます。
CAMPANELLAがこのパーティー「METHOD MOTEL」で、TOKONA-Xに次ぐ二回目の大きな衝撃を受けたのが、YUKSTA-ILLが所属する三重県のヒップホップグループ「TYRANT」で、当時の東海シーンにさまざまなきっかけをつくったのがこのグループでした。
20代前半の頃にTYRANTのライヴを観て以降、CAMPANELLAはTYRANTの背中を見ながら活動するようになりました。