刃頭のヒップホップ論とは?
刃図は「純粋に日本人として誇れる音楽をつくりたい」という気持ちが軸にあってDJをしています。
刃頭は自身のヒップホップ論の中に「アメリカに右習えのダサいヒップホップではなく、日本人だからこそ作れる面白いヒップホップを作る」という考えを持っています。
今の若い子たちが「フリースタイルダンジョン」などの番組を通してヒップホップに触れるようになったから、せっかくのその流れをただの流行りで終わらせたくないと刃頭は考えています。
刃頭は「ヒップホップ職人として、若い世代にヒップホップカルチャーの新しい何かを提供するのが、自分の役割だ」と語っています。
ちなみに、ILLMARIACHIの楽曲「NAGOYA QUEENS」はさんピンCAMPのディス曲で、「Younggunnz」はZeebraへのディスの曲でした。
しかし、当時の日本ではまだビーフの文化が浸透しておらず、元々のアルバムでは「NAGOYA QUEENS」はスクラッチでリリックが一部隠され、「Younggunnz」のTOKONA-Xの最後のヴァースは全部書き直させられています。
この二曲のオリジナルのリリックが聴けるのはアルバム「ILLMARIACHI BEATS and ACAPELLA」なので、ぜひお聴きください。