SOCKS(ソックス)|卓越したラップスキルを持つ愛知県ラッパー

愛知県知多市出身のラッパーSOCKS(ソックス)」です。

SOCKSたちの世代は、中学生・高校生ぐらいの時にジャパニーズヒップホップが一個前の盛り上がりをみせていた時代だったようで、ので、その時にまわりにいた人間の影響で、ヒップホップを聴き出したそうです。

その中でも、名古屋にはたくさんの有名ラッパーがいて、当時のSOCKSが、ヒップホップにはまった1番のきっかけは、TOKONA-Xがいた「M.O.S.A.D.」のライブを生で観たことでした。当時17歳のSOCKSは、その後、ラップをちゃんと始めそうです。

それからラッパーとしてのキャリアをスタートさせて、同世代のラッパーたちと大所帯のヒップホップグループ「D.S.B」を結成して活動を開始する。その後、DJ RYOWがプロデュースするヒップホップユニット「Youngest In Charge」のメンバーとして活動範囲を広げていく。

SOCKSは、独特な声質とスローペースなラップスタイルで、歌詞の中に愛知県の地名など散りばめているのも楽曲の特徴です。

ニヒルな語り口調からオーセンティックなフロウまで幅広いラップスキルを自由自在に操るユニークなラップスタイルもファンが多い理由です。

般若、呂布カルマ、AK-69、KOHH、刃頭などのラッパーとも楽曲制作をしており、活動の幅は広いです。

愛知県常滑市で毎年開催されているNAMIMONOGATARIには毎年参加しています。

BASE(ベース)|UMB愛知優勝のデスボイスMC

「BASE(ベース)」は静岡県浜松市出身で、名古屋を中心に活動している1985年式のラッパーです。

デズボイスを飼いならし、心の闇をマッドに描くラップスタイルで、ディープな攻撃性とエレガントさを表現するところがBASEの最大の魅力です。

BASEはトラック制作、ライム、フロウ、声質の全てにオリジナリティーがあり、ラップスキルも高いので、中毒性があるラッパーとして名古屋だけではなく、全国でも活躍しています。

フリースタイルダンジョン2代目&3代目モンスターを務める呂布カルマが主宰する「JET CITY PEOPLE」に所属しています。

ASEが自身のラッパーとして掲げているミッションの一つに、「めちゃくちゃカッコいい音楽をやっているけど売れていないラッパーが、自分と曲をやって自分の名前を使って、ちょっとでも売れるようになったっていう人を増やせるような存在になりたい」があります。

BASEは、数々のMCバトルで輝かしい実績を残しているラッパーで、UMB 2015 愛知予選 優勝、UMB 2016 REVENGE WEST 優勝、戦極×THE罵倒 2017 ROUND3 優勝、KING OF KINGS 2018 西日本予選 優勝、戦極東海獏丸祭 優勝などの実績があります。

過去に、フリースタイルダンジョンにも出演しているラッパーです。

crystal boy(クリスタルボーイ)|nobodyknows+のラッパー

「crystal boy(クリスタルボーイ)」は、紅白出場を果たしたnobodyknows+(ノーバディーノウズ)のMCとして活動している名古屋出身のラッパーです。

crystal boyは、nowbodyknows+のMCの中でも抜群のラップセンスとユーモアをもち、アンダーグラウンドでスキルを培ってきたのがわかります。

crystal boyの特徴であるローボイスから繰り出されるフロウは、ほかのHIPHOPアーティストからも重宝されています。

SEAMO、Mr OZ、"E"qual、SOCKS、ANTY the 紅乃壱などの名古屋HIPHOPシーンの中心ラッパーたちが、crystal boyの楽曲に客演で参加してます。

2004年にnowbodyknows+からリリースした「ココロオドル」が大ブレイクして、2004年6月リリースのアルバムはオリコンチャートで2週連続で1位を獲得し、70万枚のセールスを記録しています。

SEAMO(シーモ)|オリコンチャート1位のラップ名人

愛知県一宮市出身のSEAMO(シーモ)は、名古屋のヒップホップシーンを盛り上げたラッパーのひとりです。

メジャーデビュー後は、「アルバムがオリコンチャート1位にランクイン」「シングルが7作品連続でオリコンデイリーシングルチャートのTOP10にランクイン」という、日本人ラッパーとしての快挙を成し遂げています。

さらに、地元名古屋のヒップホップアーティストたちと「男塾」というチームを結成したり、ナガシマスパーランドで開催していた夏フェス「TOKAI SUMMIT」を発起したりして、名古屋のヒップホップシーンを盛り上げるための活動もおこなってきました。

楽曲では、"E"qual、SOCKS、Mummy-D、nobodyknows+、HOME MADE家族、BENNIE K、加藤ミリヤ、ケツメイシのRYOなどの名だたるアーティストともコラボしています。

そのほか、ジャニーズグループ「News」への楽曲提供、ドラマ主題歌への楽曲採用、CMソングの提供、書籍の出版など、活動の幅は広いです。

C.O.S.A.(コーサ)|愛知県出身で業界最注目の若手ラッパー

「C.O.S.A.(コーサ)」は愛知県の知立市出身のラッパーで、代表曲に「知立Babylon Child」があります。

ファーストアルバム『Chiryu-Yonkers』はクラシックと評されるほどの実力の持ち主です。

C.O.S.A.は愛知県知立市を拠点にしながら、全国でもライブなどの音楽活動を行っており、日本のラップ業界で最注目の一人といわれています。

また、C.O.S.A.は地元である西三河の地名を使用した楽曲を多数製作しており、2015年に出したファーストアルバム『Chiryu-Yonkers』の楽曲「6号公園」、「桜町Weekender」。『知立Babylon Child』にはすべて西三河の地名を使用しています。

子どもの頃に愛知県知立市の「昭和グランド」や「パティオ池鯉鮒」で友人と過ごし、今のラッパーにつながる感性を育てたようです。その影響もあり、地元愛に溢れています。

C.O.S.A.の父親は警察官、祖父は西尾市佐久島出身の元力士というルーツを持っています。

小学生のときに「Dragon Ash」に影響されて、HIPHOPを毎日聞くようになりました。ラッパーとしての活動は、小学6年生から作詞をはじめており、当時は友人相手に自分で作ったオリジナルのラップを披露していたそうです。中学校の卒業文集で「将来はラッパーになる」と宣言しており、友人たちがラップに飽きても、C.O.S.A.だけは、ひたすらラップを作り続けました。

高校1年生のときに先輩の卒業パーティーでライブを行い、それがきっかけで名古屋市内にあるクラブから声をかけられるようになっていきます。

これをきっかけに「自分が一番かっこいい」と確信して高校を2年で辞め、作曲をしながら最多で月に20本のライブを行うようになります。

C.O.S.A.は日常の記憶からテーマを決めてラップを作詞しており、「誰かわからない多数に届けるより、一人に向けた曲の方が自分には響く」と語っています。

読書家でもあり、好きな小説をイメージした世界観で楽曲を作ることもあり、2017年に出したアルバム「Girl Queen」はまさに小説からイメージした作品です。

熱い内面を感じさせる魅力的なストーリーで人々の感性を揺さぶる愛知県ラッパーのC.O.S.A.。様々なアーティストとコラボレーションし、ラッパーの持つ力と可能性を見せることでも業界で注目を集め続けています。

今後もC.O.S.A.の活動にチェックが必要です。

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